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人事労務屋のつぶやき 独立編

人事労務屋のつぶやき 独立編

田代英治

大手海運会社の人事部より独立し、人事コンサルタントして幅広く活動しています。長年の企業人事の経験をベースにした提言を行います。

会社と個人がwin-winの関係となり、働く人々の幸福の総量が増えるような世の中になればと思っています。

蝶理が新人研修を1年に延長

2009/05/26 08:57:58
 おはようございます。今朝はさわやかな晴天です。いつも以上に早く起きて体を動かしました。この時期、東京では4時半頃から明るくなります。子供のころからの習慣で、太陽が昇る頃に目が覚めてしまいます。

 他の家族は全く違う体内時計があるようで、太陽が昇ろうが沈もうがいつまででも眠ることができるようです。皮肉ではなく、いつまでも眠ることができる人がうらやましく思えたりします。私としては、(色々と問題はありますが)サマータイムを導入してもらいたいと思います。

 さて、昨日に続き、日経新聞の「働く」面の中から興味深い記事をもう一つご紹介したいと思います。

蝶理 新人研修を1年に延長(5月25日 日経新聞)

 繊維商社の蝶理は今年度から新入社員向けの研修を1年間に延ばす。従来は入社から1カ月程度で各部署に配属してきた。2008年度の新入社員の一部を対象に研修期間を7カ月程度に延したところ、早期の戦力化につながったことから内容を拡充して全社員を対象にする。

 今年4月に入社した社員14人が対象になる。北陸の繊維産地に3カ月滞在して体験実習に参加するほか、簿記や在庫管理、非繊維分野で新たな収益源となっている化学品について基礎を1年かけて学ぶ。

 繊維産地での実習では、取引先の織物や染色関連の工場を回り、機械の操作も体験。製品になるまでの過程を知ることで、製品企画力や営業力をつける狙いだ。他部門に配属予定の新入社員にとっても、会社の業務全体への理解が深まるとみている。

 同社のこれまでの新入社員の配属は5月だった。08年度から繊維部門に配属予定の新入社員に11月までの長期研修を試験導入したところ、受け入れ部門から高い評価があったという。(了)


 今年も数社の新入社員研修の講師を務めましたが、いずれも中堅~大企業で、研修期間は2週間~1カ月程度の期間という会社が多かったように思います。

 新入社員研修前に配属先が決まっている会社もあれば、研修期間の最終日に発表する会社もあり、このあたりは会社によって考え方が異なります。

 今回の蝶理のように長期間にわたり新入社員研修を実施しているのは、私が取材した企業の中では、大手IT企業など数社でした。これらの会社は、同期社員の結束も固く、定着率が高いようです。

 とにかく一度現場に出てやってみなければわからないということで、10日~2週間で最低限のことだけを教えて配属する企業もあります。私もそんな育てられ方をしたので、どちらかというと一度現場に出してから、3カ月後なり、6カ月後にもう一度集合研修をするようなやり方も効果的だと思います。

 もちろん、業種、職種、企業規模などによって異なると思いますので、会社が前例に縛られずよく考えて、組織と社員双方にとってベストのものを選択することだと思います。


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