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NY発 アスパイアのコーズマーケティング通信

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Natsuyo

コーズ・マーケティングを中心としたソーシャルマーケティング全般について、戦略コンサルタントの視点でニューヨークから発信。

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ブランドらしさの本質が凝縮、Kiehl’s Gives Back①

2009/06/15 12:00:00
創業150年以上の老舗自然派コスメブランド、キールズ(Kiehl’s)は、今年のアース月間を記念し、Kiehl’s Give Backキャンペーンを展開した。このキャンペーンでは、俳優、R&B歌手、プロサーファー、デザイン学校の学生により、限定パッケージがデザインされたボディーローションを寄付つき商品として販売し、利益の100%が環境保護団体のWaterkeeper Alliance(水資源管理連合)に寄付する他、様々な取り組みが行われた。口コミを核としたPR活動を行ってきたキールズらしく、ソーシャルネットワーキングなども活用したキャンペーン展開が話題となった。

1851年から続いている伝統の自然派コスメブランド、キールズ
Kiehls_1851.jpg
1851年にマンハッタンのファーマシーとしてスタートしたキールズは、約150年にわたり、科学、薬学の知識を基に、天然由来成分を配合した製品を開発し、世界34カ国で人気を確立している、ユニークな自然派スキンケアブランドだ。商品には可能な限り純粋な天然物を使用し、質の高い素材にこだわりながら肌そのものの健康を考え、本質的な美しさを求めることをコンセプトとしており、人間がずっと付き合ってきた自然環境と人間の生活との融合がブランド理念の根底にある。
そして、商品パッケージにはリサイクル可能素材を使用、独自デザインのボトルではなく市販のボトルを使用したり、更には広告活動などは一切行わず、クオリティに関わること以外一切の無駄を省く、という、オペレーション面でもマーケティング面でも徹底した「無駄ゼロ」を、創業当時より有言実行している。
従って、社会に還元し、環境・地球を守っていくというマインドは、キールズブランドのDNAに組み込まれているのだ。
今年度のアース月間に展開した”Kiehl’s Gives Back”キャンペーンにて世界中の水資源を守る、というコーズの下、Waterkeeper Allianceの支援を行った取り組みは、キールズにとって、ブランドらしさの本質を追求した延長にある、極めて自然な活動である、といえる。
(続)
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