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NY発 アスパイアのコーズマーケティング通信

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Natsuyo

コーズ・マーケティングを中心としたソーシャルマーケティング全般について、戦略コンサルタントの視点でニューヨークから発信。

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ティンバーランドの環境スチュワードシップ①

2009/07/16 09:00:00
今年5月末にシカゴで開催された、第7回目コーズマーケティングフォーラムにて、ゴールデン・ヘイロー・アワード企業部門大賞を受賞したのは、アウトドアの靴ブランドとして著名なティンバーランド。1973年に完全防水の靴で市場デビューした時以来、ティンバーランドには、環境や社会への貢献がブランドDNAとして深く根付いており、あらゆる画期的な環境への取り組みに情熱を傾けてきた。今回の取材記事では、大賞受賞に繋がった、同社の秘訣を探る。
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ティンバーランドのDNA、地球環境への貢献
ティンバーランドの歴史は、創業者のネイサン・シュワルツが、ボストンの靴職人として1918年にアウトドア用のレザーブーツの靴屋を開業した時にまでさかのぼる。その後1973年に、画期的な手法を用いて完全防水のアウトドア・レザーブーツを市場デビューさせたのが大きなブレークスルーとなり、それ以来、長年の伝統と精巧なクラフトマンシップ、そして高品質素材に裏打ちされた信頼の技術力が、ティンバーランドのブランドを支え、アウトドアといえばティンバーランド、というブランド地位を確立していった。

ティンバーランドのミッションは、創業当時より変わらず、「人々が関わる社会、世の中に、彼ら自身が何らかの影響を及ぼすことができるように手助けをすること」、であり、中でも”環境スチュワードシップ”と呼ばれる、環境への責任に対するコミットメントは、計り知れないほどの情熱がつぎ込まれている。
例えば、社会への責任、そして環境サステイナビリティーの実現のために、ティンバーランドは以下のような環境ゴールを設定している:
• 2010年までに、完全カーボンニュートラルを実現する。エネルギー効率の向上、再生可能エネルギーへの投資などの前向きな方策に積極的に取り組み、カーボンオフセットは最後の手段として活用する。
• 再利用可能素材、リサイクル素材を使った商品製造を行い、商品の”セカンドライフ”の可能性を最大化する。
• 労働環境を、公正、安全、そして差別のないものにする。
• 我々が住み、働き、楽しむ環境である地域コミュニティーそして世界中のコミュニティーのグリーン化を行う。

更に、これらのコミットメントを、ティンバーランドという企業レベルのDNAではなく、社員一人一人のDNAとして”遺伝”させていくため、従業員ボランティアの推進にも積極的に取り組んでいる。社員には、年間40時間の有給ボランティア休暇を与えており、コミュニティー貢献活動を促進している。同時に同社は、全国、そして世界各地の多くの非営利団体とのパートナーシップを構築し、従業員のみならず、ビジネスパートナー、顧客など、ティンバーランドに関わる全てのステークホルダーを関与させて”ティンバーランドDNA”を広げていくため、様々な地球貢献活動へ携わる機会を提供している。

(続)
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