田代英治
大手海運会社の人事部より独立し、人事コンサルタントして幅広く活動しています。長年の企業人事の経験をベースにした提言を行います。
会社と個人がwin-winの関係となり、働く人々の幸福の総量が増えるような世の中になればと思っています。
ぬるま湯コミュニケーションからの脱却
2009/07/23 08:59:21
おはようございます。昨日午後、産労総研セミナー「業績向上と組織活性化を目指す会社の”コミュニケーション改善策”」に参加しました。
内容は、人事コンサルタントの方がコーディネーターとなり、次の2つの事例報告がありました。
1.凸版印刷「自律した個と活力ある組織をめざして やる気・元気・本気を生み出すコミュニケーション」
2.スコラ・コンサルト「ぬるま湯コミュニケーションからの脱却――利害を超えて協力し、組織の生産性を高める『熱い関係』を作る」
どちらも大変参考になり、多忙な中あえて時間を作って参加した価値がありました。
人事担当者時代なら、凸版印刷さんの事例のほうに興味を示したと思いますが、現在、コンサルタントとして大手製造業の組織活性化の取り組みをお手伝いしている私としては、スコラ・コンサルトさんの話により興味をひかれました。
講師は、スコラ・コンサルト社プロセスデザイナーの源明典子さんで、見た目もよく、話がとてもわかりやすかったです。以下、さわりの部分をご紹介したいと思います。
組織のコミュニケーションにはどんな悩みがあるのか?そのトップ3は、次のとおり。
(1)部門間にカベがある
(2)部門、課内の意思疎通がうまくいかない
(3)トップの思いが(現場に)伝わらない
組織のコミュニケーションは何のため?
バラバラの人や仕事がつながるだけで、組織はもっと生産的になる。
コミュニケーションは、手段やテクニックではない。「人と人との関係性」に注目。
信頼、真剣、本気、「温度」の高い関係性をつくる
ぬるま湯コミュニケーションとは?
組織の関係には、「冷たい関係」「ぬるい関係」「熱い関係」の3つがある。冷たい関係は早急に手を打つ必要があるが、ぬるい関係も組織で仕事をする上では不十分。熱い関係をめざす。
「冷たい関係」 かかわりの薄い冷えた関係 個々が孤立してバラバラ、頼れるのは自分だけ、目的に対してバラバラ
「ぬるい関係」 波風を立てない人間関係 個人的には仲良し 仕事では相互不可侵 目的に対してバラバラ
「熱い関係」 目的を共有する自発的協力関係 困ったら助け合う 必要なときに大事な話ができる 目的のもとに利害を超えて連携
コミュニケーション(関係性)レベルは「協働による価値創造レベル」をめざす
「知っているレベル」 お互いの人となりは知っていて日常的な会話はできる関係
「目的行動レベル」 共通の目的を実現するため、価値観や全体感を共有し、損得を超えて自発的に協力し、行動できる関係
「協働による価値創造レベル」 チーム、組織で新たな価値創造、主体的な挑戦が当たり前にできる関係
私の考えていることがわかりやすい言葉に置き換わり、今後の目標もすっきりしました。大手製造業で取り組んでいる組織活性化のゴールは、「熱い関係」を構築し、「協働による価値創造レベル」にまで持っていくことです。
組織活性化研修で学んだことを職場で実施している方が増えているという報告を受けており、もうすでにある程度のレベルまで来ていると感じていますが、より上位のレベルの状態になるようにお手伝いができればと思います。
源明さんのお話は、その後大手自動車メーカー生産技術部門の実際のコンサル例に進みました。あの会社でもそんな問題意識を持っていたのかと驚きました。こちらも今後コンサルを続けているうえで参考になりました。
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内容は、人事コンサルタントの方がコーディネーターとなり、次の2つの事例報告がありました。
1.凸版印刷「自律した個と活力ある組織をめざして やる気・元気・本気を生み出すコミュニケーション」
2.スコラ・コンサルト「ぬるま湯コミュニケーションからの脱却――利害を超えて協力し、組織の生産性を高める『熱い関係』を作る」
どちらも大変参考になり、多忙な中あえて時間を作って参加した価値がありました。
人事担当者時代なら、凸版印刷さんの事例のほうに興味を示したと思いますが、現在、コンサルタントとして大手製造業の組織活性化の取り組みをお手伝いしている私としては、スコラ・コンサルトさんの話により興味をひかれました。
講師は、スコラ・コンサルト社プロセスデザイナーの源明典子さんで、見た目もよく、話がとてもわかりやすかったです。以下、さわりの部分をご紹介したいと思います。
組織のコミュニケーションにはどんな悩みがあるのか?そのトップ3は、次のとおり。
(1)部門間にカベがある
(2)部門、課内の意思疎通がうまくいかない
(3)トップの思いが(現場に)伝わらない
組織のコミュニケーションは何のため?
バラバラの人や仕事がつながるだけで、組織はもっと生産的になる。
コミュニケーションは、手段やテクニックではない。「人と人との関係性」に注目。
信頼、真剣、本気、「温度」の高い関係性をつくる
ぬるま湯コミュニケーションとは?
組織の関係には、「冷たい関係」「ぬるい関係」「熱い関係」の3つがある。冷たい関係は早急に手を打つ必要があるが、ぬるい関係も組織で仕事をする上では不十分。熱い関係をめざす。
「冷たい関係」 かかわりの薄い冷えた関係 個々が孤立してバラバラ、頼れるのは自分だけ、目的に対してバラバラ
「ぬるい関係」 波風を立てない人間関係 個人的には仲良し 仕事では相互不可侵 目的に対してバラバラ
「熱い関係」 目的を共有する自発的協力関係 困ったら助け合う 必要なときに大事な話ができる 目的のもとに利害を超えて連携
コミュニケーション(関係性)レベルは「協働による価値創造レベル」をめざす
「知っているレベル」 お互いの人となりは知っていて日常的な会話はできる関係
「目的行動レベル」 共通の目的を実現するため、価値観や全体感を共有し、損得を超えて自発的に協力し、行動できる関係
「協働による価値創造レベル」 チーム、組織で新たな価値創造、主体的な挑戦が当たり前にできる関係
私の考えていることがわかりやすい言葉に置き換わり、今後の目標もすっきりしました。大手製造業で取り組んでいる組織活性化のゴールは、「熱い関係」を構築し、「協働による価値創造レベル」にまで持っていくことです。
組織活性化研修で学んだことを職場で実施している方が増えているという報告を受けており、もうすでにある程度のレベルまで来ていると感じていますが、より上位のレベルの状態になるようにお手伝いができればと思います。
源明さんのお話は、その後大手自動車メーカー生産技術部門の実際のコンサル例に進みました。あの会社でもそんな問題意識を持っていたのかと驚きました。こちらも今後コンサルを続けているうえで参考になりました。
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