自分の悪いところを認める
2009/07/30 08:51:57
昨日、ある方とお話しをしていて、大きな気づきをいただきましたので、そのことについて書きます。
それは、自分の中にあるエゴや醜い部分、ずるいところなど、自分の悪いところを直視し、それを直そうとしてはならない、という話から始まりました。
人間誰でも、良くない部分、醜い部分、認めたくない部分をもっています。はっきり意識しているかどうかは別にして、誰しも、うすうすは気づいていると思います。
そうした良くない部分を見たくない、認めたくないというのも、これまた全員がそうであると思います。無意識のうちに、自分を良く見せたい、良く思われたいと思うのが人間だと思います。
しかし、それは言い換えれば、自分の中の良くない部分を認めていないことにつながります。無意識のうちに否定しているのですね。
実際にあるものを認めない、否定するということは様々な歪み、問題を引き起こします。交流分析(TA)にストローク(他者に与える認識、注意、反応)という考え方があります。肯定的なストロークは良好な人間関係を生み出しますが、否定的なストロークは人間関係を壊してしまいます。しかし、否定的なストロークが絶対にダメであるかというと、そんなことはなく、一番良くないのはディスカウントといって、相手を無視する、すなわち相手の存在を認めないことなのです。
否定というのは、相手の存在を認めた上で否定しますが、無視は相手の存在自体を認めないことになります。つまり、自分自身の中の悪い部分を認識して、それを良くないと思うことは否定につながりますが、自分の中の悪い部分を無視する、無意識のうちに否定することは、自分の中の悪い部分を認めないことになります。
もちろん、自分の中の悪い部分を否定ばかりしていると、自己嫌悪や自信の喪失、最悪の場合は自殺にまでつながりますので、決していいことではありませんが、まず第一段階として、自分の中にあるエゴや醜い部分、ずるいところなど、自分の悪いところを認め、直視するところから始める必要があると思います。
そして、次が難しいのですが、自分の悪いところを直そうとしないということです。これは、今まで生きてきた中で教わってきたこと、やってきたことと矛盾してしまいます。つまり、悪いところを直し、より良い部分に変えることが成長であり、人間を高めることだというように思ってきました。
たしかに、短所を伸ばすよりも長所を伸ばす方が大切だという考え方もありますし、そうすれば自然に短所がなくなるという話も聞いたことがあります。しかし、方法論は別にして、悪いところは直さなければならないものだというのが、今まで生きてきた価値観なので、価値観を180度転換する必要があります。
しかし、その後の部分が一番肝心なのですが、自分の悪いところを認めない、それを直そうとすることは、相手の悪い部分を認めない、相手の悪いところを直そうとすることにつながります。それがやがては愛情の欠落につながり、人間関係が壊れる原因になります。
そう考えてみると、器の大きい人、人望の厚い人というのは、大きな包容力を持ち、自分のいい部分も悪い部分も認めてくれる人、受け入れてくれる人であると思います。自分のことを認めてくれない人、悪いところばかり指摘されたり、直そうとする人に対して魅力は感じないものです。
では、親や会社の上司、先生など指導的立場の人たちは、部下や生徒の悪いところを放任して、全てを認めて何もしなければよいのかというと、そんなことはありません。そんなことをすれば社会や組織は成り立ちません。ここが一番難しいところです。自分や相手の悪いところを認めた上で、より良い人間になるよう努力をする、簡単に言えばそういうことになります。
つまり、一番大切なことは、良いことも悪いことも、全てを認める。その上で、より良くなるようにみんなで努力をする、ということだと思います。
最後に、一番大切なのは、愛情です。相手を認めるから愛情が生まれる。認めていない相手に愛は生まれません。全ての存在を認めて、愛情を持って接する。簡単なことではありませんが、それが究極の生き方なのだと思います。
素晴らしい表彰の世界をこれからもご紹介します。
田村信夫
表彰研究所事務局長
表彰研究所ホームページ
http://www.hyosho.jp
総合インターネット販売サイト 123トロフィー
http://www.123-trophy.com
表彰楯製造会社 山城工芸のサイト
http://www.yamashiro.co.jp
それは、自分の中にあるエゴや醜い部分、ずるいところなど、自分の悪いところを直視し、それを直そうとしてはならない、という話から始まりました。
人間誰でも、良くない部分、醜い部分、認めたくない部分をもっています。はっきり意識しているかどうかは別にして、誰しも、うすうすは気づいていると思います。
そうした良くない部分を見たくない、認めたくないというのも、これまた全員がそうであると思います。無意識のうちに、自分を良く見せたい、良く思われたいと思うのが人間だと思います。
しかし、それは言い換えれば、自分の中の良くない部分を認めていないことにつながります。無意識のうちに否定しているのですね。
実際にあるものを認めない、否定するということは様々な歪み、問題を引き起こします。交流分析(TA)にストローク(他者に与える認識、注意、反応)という考え方があります。肯定的なストロークは良好な人間関係を生み出しますが、否定的なストロークは人間関係を壊してしまいます。しかし、否定的なストロークが絶対にダメであるかというと、そんなことはなく、一番良くないのはディスカウントといって、相手を無視する、すなわち相手の存在を認めないことなのです。
否定というのは、相手の存在を認めた上で否定しますが、無視は相手の存在自体を認めないことになります。つまり、自分自身の中の悪い部分を認識して、それを良くないと思うことは否定につながりますが、自分の中の悪い部分を無視する、無意識のうちに否定することは、自分の中の悪い部分を認めないことになります。
もちろん、自分の中の悪い部分を否定ばかりしていると、自己嫌悪や自信の喪失、最悪の場合は自殺にまでつながりますので、決していいことではありませんが、まず第一段階として、自分の中にあるエゴや醜い部分、ずるいところなど、自分の悪いところを認め、直視するところから始める必要があると思います。
そして、次が難しいのですが、自分の悪いところを直そうとしないということです。これは、今まで生きてきた中で教わってきたこと、やってきたことと矛盾してしまいます。つまり、悪いところを直し、より良い部分に変えることが成長であり、人間を高めることだというように思ってきました。
たしかに、短所を伸ばすよりも長所を伸ばす方が大切だという考え方もありますし、そうすれば自然に短所がなくなるという話も聞いたことがあります。しかし、方法論は別にして、悪いところは直さなければならないものだというのが、今まで生きてきた価値観なので、価値観を180度転換する必要があります。
しかし、その後の部分が一番肝心なのですが、自分の悪いところを認めない、それを直そうとすることは、相手の悪い部分を認めない、相手の悪いところを直そうとすることにつながります。それがやがては愛情の欠落につながり、人間関係が壊れる原因になります。
そう考えてみると、器の大きい人、人望の厚い人というのは、大きな包容力を持ち、自分のいい部分も悪い部分も認めてくれる人、受け入れてくれる人であると思います。自分のことを認めてくれない人、悪いところばかり指摘されたり、直そうとする人に対して魅力は感じないものです。
では、親や会社の上司、先生など指導的立場の人たちは、部下や生徒の悪いところを放任して、全てを認めて何もしなければよいのかというと、そんなことはありません。そんなことをすれば社会や組織は成り立ちません。ここが一番難しいところです。自分や相手の悪いところを認めた上で、より良い人間になるよう努力をする、簡単に言えばそういうことになります。
つまり、一番大切なことは、良いことも悪いことも、全てを認める。その上で、より良くなるようにみんなで努力をする、ということだと思います。
最後に、一番大切なのは、愛情です。相手を認めるから愛情が生まれる。認めていない相手に愛は生まれません。全ての存在を認めて、愛情を持って接する。簡単なことではありませんが、それが究極の生き方なのだと思います。
素晴らしい表彰の世界をこれからもご紹介します。
田村信夫
表彰研究所事務局長
表彰研究所ホームページ
http://www.hyosho.jp
総合インターネット販売サイト 123トロフィー
http://www.123-trophy.com
表彰楯製造会社 山城工芸のサイト
http://www.yamashiro.co.jp


