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NY発 アスパイアのコーズマーケティング通信

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Natsuyo

コーズ・マーケティングを中心としたソーシャルマーケティング全般について、戦略コンサルタントの視点でニューヨークから発信。

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ファッションを通して若者へエイズ予防を呼びかけるH&M①

2009/08/03 09:00:00
日本でも人気沸騰中の、スウェーデン発のファッションハウス、H&Mは、ファッションを通してエイズ予防に努める非営利団体、デザイナーズ・アゲンスト・エイズ(DAA)と共に、「ファッション・アゲンスト・エイズ」を展開している。様々なデザインアイテムを通じ、ファッション、音楽などの各界を代表するセレブやモデル達が若者に対してHIV/エイズ予防への意識向上のメッセージを発信し、病気の撲滅を呼びかけている。

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環境社会貢献で積極的に社会的価値を創出するH&M
銀座、原宿、と日本上陸を果たし、ショップ前には行列が出来るほどの人気沸騰中のアパレルチェーン、ご存知H&M(Hennes & Mauritzの略)。同社は現在、世界33カ国に約1700店舗を構える、世界第3位の巨大ファッションハウスである。同社のフィロソフィーは、顧客に、最新のファッションと最高のクオリティーを最良の価格で提供すること、であり、レディース、メンズ、ティーン、子供服、アクセサリーに至るまで、幅広いアパレル商品を取り扱っている。

H&Mでは、商品を通して価値を提供するだけでなく、世界有数のアパレルチェーンとして、積極的に環境や社会への貢献を通して、社会的価値を生み出す努力も怠っていない。H&Mでは、”クオリティー”を、商品そのものの機能性のみならず、商品が環境・社会の両側面において持続可能な方法で生産されること、であると定義づけているのである。

特に、2007年からは100%オーガニックコットンのコレクションを発表しており、50%オーガニックコットンの商品も含めると、2009年のオーガニックコットン使用量は、約3000トンに上る、と予想されている。たった3年前の2006年の使用量は30トンであるから、3年間で100倍にも拡大していることになる。オーガニックコットンが使用されている商品には、全て”オーガニックコットン”ラベルがつけられ、消費者が、よりスマートな購買意思決定をしやすいよう、配慮している。H&Mでは今後もオーガニックコットンの使用量を増やしていく予定で、同社のデザイン部門トップ、マルガレッタ・ヴァン・デン・ボッシュ氏は次のように語っている。
「我々のオーガニックコットンコレクションは、環境に優しいだけでなく、ハイファッションでもあるのです。顧客は、急速に、ファッションと環境の関連性に敏感になってきています。将来的に、H&Mの全ての商品をオーガニックコットンで製造することが我々のゴールです。」

その他にもH&Mは、包装材やハンガー、消耗品などの消費量の削減とリサイクルの取り組みや、店舗内での照明、冷暖房によるエネルギー消費量の削減も積極的に行っている。また、環境に優しい製造プロセスやディストリビューションセンター、店舗づくりなどを推進し、更には、約800社あるサプライヤーや輸送業者に対しても厳しい環境ガイダンスを設けており、環境に対する責務を共に負うことを求めている。また2005年には、製造プロセスの全てにおいて、危険物質の使用や水汚染が最低限度に抑えられていることを認証する、EUのエコラベル、”Flower“も取得している。
HM Eco Label

(続)
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