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人事労務屋のつぶやき 独立編

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田代英治

大手海運会社の人事部より独立し、人事コンサルタントして幅広く活動しています。長年の企業人事の経験をベースにした提言を行います。

会社と個人がwin-winの関係となり、働く人々の幸福の総量が増えるような世の中になればと思っています。

川重 技能資格 早期取得に奨励金

2009/08/10 09:07:14
 おはようございます。今朝はどしゃぶりの中、ずぶぬれになって出勤しました。台風が近づいているとのことで、これからの天気が心配です。

 今週はお盆休みというところも多いようですが、私は残念ながら休みを取れる状況ではなく、走り続けることになりそうです。肩の調子もかなりよくなってきました。ご心配をおかけしましたが、もう大丈夫だと思います。

 さて、今朝の日経新聞に興味深い記事がありましたので、ご紹介したいと思います。

川重 技能資格 早期取得に奨励金(8月10日 日経新聞)

 川崎重工業は技能資格を早く取得した社員に対する奨励金を新設した。機械製造の国家検定資格など同社が定める時期までに取得した社員に、最高で10万円を与える。熟練労働者の退職や近年の繁忙で若手の指導が手薄になっていたことから、早期の資格取得を促し技能向上を急ぐ。

 対象となる社員は川重本体の工場で、機械加工や組み立てを担当する「生産職」約6千人。奨励金は例えば40歳になるまでに技能検定特級を取得した社員には10万円を支給。20歳代に技能検定1級を取得すれば5万円を与える。

 20歳代のうちに半数を超える生産職社員が技能検定1級を、30歳代のうちに2割の社員が同特級を取得することを目標とする。入社2年目で全員の取得目標となる技能検定2級については奨励金は出ない。

 技能検定の資格等級に相当する別の資格や社内検定なども、取得対象として加える方向で検討中だ。

 川重は鉄道車両や産業用ロボット、二輪車、発電用タービンなど幅広い機械製品を手掛けている。熟練労働者が大量に定年退職する時期を迎えているほか、機械加工の自動化が進み若手社員への技能継承が難しくなっている。技能向上を後押しするには、奨励金を出してやる気を引き出すことが有効と判断した。

 新制度は2009年度に入り施行した。制度導入以前に技能検定を取得し、奨励金の受領対象になっていた社員約1130人にも支給した。(了)


 技能検定は中央職業能力開発協会が主催する能力評価試験です。詳細は下記をご参照下さい。
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html

 このように、会社として資格取得を促進し、取得した社員の名前を掲示している会社もあります。川重のような大企業では難しいと思いますが、中堅企業の中には、玄関や受付の近くに掲示して、外部の人間にもPRしている会社もあります。

 奨励金も魅力かもしれませんが、お金だけでなく、会社からの「承認」が社員のモチベーションアップに繋がることと思います。


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