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ベトナムに関係する気になる数字たち=福森哲也

2009/05/19 20:14:24
5月18日9時54分配信 サーチナ

 「66」%。先週末のVNインデックスは390ポイントを回復し、最安値(235ポイント)から約66%上昇しています。今後もこのまま上昇基調を堅持していくのでしょうか?逆回転を始めた時のベトナム市場の下落の速さを何度も見てきているので不安が募ります。ここに来て好調を続けているベトナム証券市場ですが、時価総額トップ10の銘柄で市場全体の時価総額の約「50」%を占めています。トップ10銘柄の動向、特に外国人投資家のトップ10企業への投資動向が今後の市場に大きく影響します。

 トップ10企業が時価総額の約「50」%を占めているようなベトナム証券市場ですが、単体の時価総額で10億ドル以上になっている企業は現時点では「1」社のみです。ハノイ市場のACB銀行のみなので、ホーチミン市場には時価総額10億ドル以上の銘柄がないことになります。10億ドル近いのはビナミルクとペトロベトナム化学肥料の「2」銘柄になります。このあたりが外国人投資家、特に大手の機関投資家やファンドの今後の動向にも影響しそうです。

 ベトナムの経済、ひいては証券市場の動向に大きく影響する外国からの直接投資(FDI)ですが、09年4月の登録ベースでのFDIは大きく減少しています。4月の登録資金は、3億4200万ドルにとどまり、前月比で「-52」%、対前年同月比で「-87」%となっています。09年第一四半期における実施ベースでのFDIも大きく減少しており、対前年同月比で「-32」%となっています。09年度に入ってからの投資国のトップは皮肉なことに世界金融危機の震源地のアメリカです。FDIの投資先事業の「90」%が不動産関連になっています。「4」%弱が不動産関連以外のサービス分野、「6」%強が工業分野への投資です。

 09年5月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は対前月比で0.5%と予想されています。4月は対前月比で0.35%上昇しました。ベトナムの経済委員会は、09年度のCPI上昇率を「6」%と予測しています。08年度の「19.9」%よりはインフレがかなり落ち着くことになりそうです。同委員会はGDP成長率を09年度「5.5」%弱と予測しています。08年度は「6」%強でした。(執筆者:福森哲也・ティンベトコンサルティング取締役会会長)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000043-scn-bus_all

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