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ベトナム最大の保険・金融グループが年内にも上場予定

2009/05/19 20:11:04
5月11日11時28分配信 サーチナ

 先週もベトナム証券市場は順調に推移し、VNインデックスは321ポイントで始まり、最高値の366ポイントで終了しました。5月6日には、1日の売買高が125億円に達したが、これは2007年10月末と並ぶ売買金額にあたります。VNインデックスが当時の3分の1に過ぎないこともあわせて考えると、今の市場の売買高はかなりのものです。1日のホーチミン市場の売買高が10億円~20億円という日も多かったここ半年のことを考えると夢のような売買金額になります。

 市場の雰囲気の回復もあり、上場を延期してきた大型民営化企業が年内のホーチミン市場への上場を株主総会で決議し始めています。07年6月(もう2年近く前になります)に国内外の期待を一身に集めてIPO(株式会社化に伴う最初の市場への株式放出オークション)を行ったバオベトグループも年内の株式上場を決議しました。

 IPO当時はバオベト保険総公社ということで保険中心の会社でしたが、08年1月にバオベト保険金融グループとなり、保険総公社、生命保険総公社、ファンド運用会社の100%子会社群及び上場最大手証券会社であるバオベト証券やベトナム最大の食品上場企業ビナミルクや最大手IT企業の1社であるCMCグループとともに設立したバオベト商業株式銀行を傘下に持つ大金融グループになっています。

 06年のIPOはベトナム株式市場の歴史に残る失敗と言われていますが、平均落札価格は7万3910ベトナムドンでした。現在の未公開株市場(OTC市場)では2万2000ベトナムドン前後で取引されています。日本で言えば、日本生命と東京海上と野村證券を足して、銀行まで持っているようなベトナムを代表するグループとしてはかなり低い評価にとどまっています。

 バオベトバンクは未だヨチヨチ歩きを始めたばかりですが、ファンド運用会社は総資産800億円に達し、ベトナム5大ファンド運用会社の一角を占めています。09年度の連結業績計画では、連結収益で500億円以上、税引き後利益で30億円以上の規模を目指しています。グループで保有している優良不動産物件も数多く、今後のベトナム経済の発展による不動産開発、自動車の普及による自動車保険の一般化、生命保険への関心の高まり、投信など資産運用熱の高まりなど、日本人と似た気質のベトナム人ですから、バオベトグループも高度経済成長期の日本と同じような発展を遂げる可能性を感じます。バオベトグループが年内にどういった市場環境下で上場を果たし、どの程度の株価をつけていくのか、非常に興味深いところです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000061-scn-bus_all
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